Amazon Travel goods

海外旅行、女子の一人旅が安心、安全に出来る国ランキング

globe 海外旅行先

海外旅行に何回か行くようになると、自分たちだけで計画し、行動したくなるものです。

そんなときに気にするべき、最重要なことは「安全性」です。

安全は、外務省が海外安全ホームページを別個に設けて注意喚起するくらい、軽視できない重要な事項です。

海外旅行の一人旅、ソロ旅が安心、安全に出来る国ランキング

今回、米国の手荷物預かりサービスのBOUNCE社が世界の34カ国対象に実施した、「女性のソロ旅に安全な国(Women’s Solo Travel Safety)」調査のランキングを紹介します。

第一位 アイルランド 7.88
第二位 オーストリア 7.70
第三位 ノルウェー 7.45
第四位 スロベニア 7.19
第五位 スイス 7.01
第六位 スペイン 6.97
第七位 ポルトガル 6.88
第八位 カナダ 6.67
第九位 オランダ 6.15
第十位 ポーランド 5.97
第十位 日本 5.97

10点満点中何点獲得したかでランキング付けされています。

ヨーロッパの国々が上位を占めています。

今回の調査は国単位となっていて、同じ国のなかでも都市単位でみればまた異なる結果になると想像できます。

「女性のソロ旅に安全な国(Women’s Solo Travel Safety)」調査のランキングの採点基準

調査の採点基準は下記のようになっています。

各項目10ポイントを満点として、全項目の平均値を安全性の総合評価としています。

1、女性の暴力被害率( 親しいパートナーから身体的あるいは性的な暴力を振るわれたことのある女性の割合、OECD 2019年度)
2、女性の殺人被害率(殺人の被害者となった女性10万人あたり人数、世界銀行 2018年データ)
3、安全指標スコア(2022年5月17日時点のNumbeo 犯罪指標データ)
4、夜間のひとり歩きを安全と感じる女性の割合( 自らが暮らす地域で夜間にひとりで歩いていても安全だと感じる女性の割合。OECD 「How’s Life」 2018年)
5、女性に対する暴力の許容度(ある状況下においては夫あるいはパートナーが妻かパートナーに暴力を振るうことが正当化されると考える女性の割合。OECD 2019年データ)
6、ドメスティック・バイオレンス(DV)に関する法律(法的な枠組みが女性をDVから法的に保護しているか。法律や慣習が女性の権利を差別していないか、法律や慣習が女性の権利を完全に差別しているか。OECD 2019年データ)
7、グローバル・ジェンダーギャップ指数(グローバル・ジェンダーギャップ報告の評価。世界経済フォーラム 2021年データ)

「女性のソロ旅に安全な国(Women’s Solo Travel Safety)」10位より下の主な国

12位 チェコ
14位 フランス
15位 スウェーデン
15位 ギリシャ
18位 フィンランド
19位 韓国
21位 ベルギー
22位 ニュージーランド
23位 イタリア
24位 オーストラリア
25位 ドイツ
26位 イギリス
28位 メキシコ
29位 ハンガリー
30位 トルコ
32位 アメリカ

「女性のソロ旅に安全な国(Women’s Solo Travel Safety)」調査、夜間の一人歩きだけに絞ってみると

この調査のうち、海外旅行一人歩きで気になる夜間のひとり歩き項目だけに絞ってみてみると、次の通りです。

第一位 ノルウェー
第二位 スイス
第三位 オーストリア
第四位 スロベニア
第五位 スペイン
第六位 フィンランド
第七位 イギリス
第八位 オランダ
第九位 カナダ
第十位 アイルランド
第11位 ドイツ
第12位 フランス
第13位 スウェーデン
第14位 日本
第15位 ポルトガル

と、なっています。

海外で安全に一人旅するために

海外で安全にひとり人旅するためには、

 

  • 日本とは異なる環境にいる意識を常に持つ
  • 旅行前に海外安全ホームページで情報収集しておく
  • 現地の法律やルール、慣習を知っておく
  • 感染症や風土病の対策、薬の準備をしておく
  • 盗難や紛失のときの各種連絡先をあらかじめ調べておく
  • 海外で日本人を狙う犯罪の手口を学習しておく
  • 駅や町中で親切そうに声をかけてくる人に注意する
  • だれも歩いていない道を通らない
  • 泥酔しない

 

といったことに気をつけましょう。

 

BOUNCE「女性のソロ旅に安全な国調査」
https://usebounce.com/blog/women-travel-safety