2019年12月6日に発売になったばかりの最新の翻訳機「POCKETALK S」(ポケトークS)の感想です。
大人気だったPOCKETALK Wからさまざまな点で大きく性能がアップしています。
カメラ翻訳や英会話学習機能が追加された最新翻訳機
ポケトークの最新機種、ソースネクストのポケトークS(POCKETALK S)が発売になりました。
TV CMでお馴染みのPOCKETALKは累計で100万台も売れている音声翻訳機です。
翻訳機シェアの9割を獲得している大人気機種です。
海外旅行や海外出張での利用や接客業の通訳で採用実績がたくさんある翻訳機です。
その最新版音声翻訳機です。
先日のTV番組「カンブリア宮殿」でも紹介されていました。
昨日は「#ソースネクスト」。夢の翻訳機「#ポケトーク」が救急から鉄道の現場まで大活躍。ポケトークを生み出した松田社長の座右の銘は「勤勉は善」でした。見逃した方はこちら→ https://t.co/HnhbxrnrQI…
来週は「#メルカリ」。後発で苦戦のスタートから業界1位へ。その軌跡と野望に迫る! pic.twitter.com/O1bW4HEzr1
— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) January 10, 2020
めざましテレビで紹介されるなどメディアで取り上げられることが増えている最新の音声翻訳機です。
ポケトークS(POCKETALK S)のスペックを整理
ポケトーク Sのスペックを整理しておきます。
本体のサイズは約91.6 x 53.8 x 11.5mmです。ポケットに入る小さなサイズです。ストラップを付けて首からぶら下げることが出来ます。
重さは100gを切る75gと超軽量です。海外旅行では1gでも軽くしたいのでポータブルならではうれしい軽さです。
液晶画面は2.8インチのタッチパネル搭載です。ガラケーの画面くらいのサイズがあります。
その画面の下には大きな物理ボタンが1つ下部に付いていてそのボタンを押して翻訳します。そのほかに電源ボタン、音量調整ボタンがあります。
充電用のUSB端子はType-Cなので、スマホが同じタイプなら充電ケーブルを併用できますね。
ポケトークSは英語をはじめとする74言語に対応、うち55言語は翻訳結果を音声出力することが出来ます。
日本語←→英語などの双方向翻訳を行なえるのですが、翻訳はインターネット通信を介してもっとも適した翻訳を得られる仕組みです。
通信用に2年間のグローバル通信が付いていて、お値段は29800円です。
ポケトーク Sの新機能
ポケトークSは従来機のポケトークWから大きく3つの新機能が増えました。
ポケトークSはカメラ翻訳機能を搭載
新たにカメラ翻訳機能が付きました。
背面にあるカメラで看板やメニューなどを撮影すると写真のなかの言語を自動的に認識して画面上に翻訳結果を表示してくれます。
翻訳したい元の言語が英語なのか、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語といちいち選択する必要なく即時に翻訳されます。
ポケトークSはAI英会話レッスン機能を搭載
音声翻訳機は海外旅行や海外出張、接客業で通訳の利用が主ですが、けっこう多くの人が外国語の学習に翻訳機を活用していることが利用者アンケートから判明しているそうです。
日本語をしゃべれば、それがどんな外国語になるのか翻訳機ならわかります。
外国語を発音してみれば正しく認識されるかどうかを確認できます。
翻訳機がもつ機能をうまく有効に活用して語学学習しているわけです。
そんな英語学習に活用している利用者の声を反映して最新の音声翻訳機ポケトークSに英会話レッスン機能が搭載されました。
翻訳機を使う人が工夫しなくても最初から英語のレッスンできる仕組みを搭載してくれました。
英会話する代表的なシーンの空港と機内、移動、ホテル、レストラン、ショッピング、観光の6つのシーンがあらかじめ搭載されています。
実際に海外旅行に行く前に音声翻訳機を使ってシミュレーションできれば不安や心配も解消して楽しめますね!
この英会話レッスン機能はAIを搭載してあって使う人がどんな回答をしてもそれに合わせて会話を進行してくれる優れものです。また毎回同じ答えをしないようにも設計されているそうです。
ポケトークSは通貨や単位の換算機能も搭載
海外に行って困るのは書いてある現地通貨の価格が日本円でいくらになるのか、オンスやポンドの単位がすぐ換算できないことです。
クォーターパウンダーってハンバーガーがありますが、これが何gかすぐにわかりますか?
6.75ドルとか、42バーツがささっと換算できるでしょうか。
グローバル通信機能が付いているポケトークSなら、今現在の最新為替レートですぐに計算することが出来ます。
ヤード・ポンド法から簡単に重さや長さを換算できます。
「POCKETALK S」(ポケトークS)の実機を使った感想
ポケトークSはポケトークWに新しい機能が付いただけはありません。
イライラしない使い心地
音声翻訳機を使うシーンは取り出して今すぐに使いたいときだと思うんです。
ポケトークSは反応速度が従来機に比べて速くなりました。待受け状態から復帰させてすぐに音声翻訳を開始できます。
今すぐ会話したいのに1秒待たされるといったイライラがありません。
会話は双方向のコミュニケーションです。会話のテンポが悪いと印象がよくありません。ストレスなく翻訳機を使って会話できることが大切です。
どこでも通信できるって大事
グローバル通信2年が付いているので、日本国内でも海外でも通信できるかどうか費用はどうなのかなんて気にすることなく翻訳機がインターネット接続できます。
データ通信の料金を追加で支払う必要なしにどこでも使えるのが良いですね!
携帯電話会社のデータ通信ローミングは割高ですし、かといって現地の携帯電話会社と契約して新しいSIMカードを入手するのはハードルが高くなります。
Wi-Fiが使える場所だけに限定してしまうと、無線LANを探して接続からの翻訳となり、翻訳機のすぐに使える便利さを損ないます。
※ ポケトークSはWi-Fiにも接続可能
スマホを温存できる
翻訳はスマートフォンで出来ることも増えてきています。でも海外旅行のときはなるべくスマホの電池を温存したいんです。
スマホはカメラやマップ、情報検索、SNS投稿でいっぱい使います。電池がどんどん消耗します。使いたいときに電池がないのは困ります。
スマホを翻訳に使いすぎたせいでディナーや夜景で写真を撮影しようとしたときに電池がないなんて悲しいことは避けたいですよね。
ディナーや夜景の写真は海外旅行のハイライトの一つですよ。
そうならないためにも翻訳を専用機にまかせればスマホの電池を温存できます。
グローバル通信付きでデータ通信料金も気にせずすぐに使える音声翻訳機は電池も通信もスマホとうまく使い分けて節約できます。
海外レストランで大活躍
レストランのメニューは海外旅行の難関のひとつです。
料理名、肉や野菜の種類、ソース、調理方法の現地語なんてなかなかわかるものではありません。
観光地をちょっと外れるとレストランに英語メニューも存在していません。
ポケトークSは新しくカメラが搭載されました。
カメラ機能を使ってカメラ翻訳できます。
おかげで具体的に料理が把握できるようになりました。
最難関である黒板に手書きで書かれた「本日の料理」をカメラ翻訳してメイン料理を選べるうれしさを体験できます。
何度も出来るフリー英会話レッスン
英会話レッスン機能は本番さながらの体験が出来ます。利用している側がどう答えていいって新鮮です。機械側の質問に対して好きに回答していいんです。
これはワンパターンな英会話の参考書では無理です。
インターネットの英会話レッスンは恥ずかしくても、ポケトークSならたとえベッドの中でも英会話レッスン出来ます。
グローバル通信が付属しているので、海外の現地に着いてからも反省を込めてレッスンできるんですよね。
29800円で2年間のグローバル通信付きで英会話レッスンが何回でも出来て、音声翻訳とカメラ翻訳がいつどこでも出来る、海外旅行や出張、インバウンドに大活躍の最新音声翻訳機をオススメします!