フィリピンのボラカイ島は、南の島を体現する青い海、白い砂浜が楽しめるリゾートです。ビーチ沿いにたくさんのホテルが立ち並び、昼は海やダイビング、夜になるとビーチがナイトスポットに早変わりしていました。
しかし、ボラカイ島も世界中を悩ますオーバーツーリズムの波が容赦なく押し寄せ、ゴミ処理や汚水処理の問題が出て、環境悪化しました。ビーチとダイビングの観光で潤う島にとって死活問題でした。
フィリピン・ボラカイ島が観光客の受け入れを再開
フィリピン政府は、環境問題で2018年4月に観光客の受け入れを一時中断していたフィリピンのボラカイ島が10月より「環境基準のルールをクリアしたホテル」に限って受け入れ再開を開始しました。
第一次の選考では25軒のホテルなどが宿泊可能になりました。
青い海、きれいな白砂のホワイトビーチを再び楽しめるようになったのはうれしいことです。
フィリピンのボラカイ島で増えた規制について
フィリピン・ボラカイ島は当面、以前よりもかなり厳しい規制がかけられます。
認可ホテルの予約がない人は島へ立ち入ることが出来ません。宿泊しないデイトリップやダイビングだけの立ち寄りは出来ないということです。
公共の場所での飲酒、喫煙の禁止になりました。
ビーチエリアでの露店、食事、パーティが禁止されています。閉鎖される以前には楽しめた夜のビーチエリアでの飲食が出来ないということで魅力半減です。
なんとビーチで砂山作りまで禁止されていると言います。