海外旅行の下痢と便秘

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普段と異なる食事と水

海外旅行は、普段の日常生活とは異なる国に来て、環境が変わります。長時間のフライトに時差ぼけ、慣れないバスや列車に乗ることもあるでしょう。ただでさえ体や心にストレスがかかります。

そこに普段と違う種類の食事や水を摂取するので、海外旅行に行くと下痢や便秘になる人が多くいます。食事や飲酒の量も増えがちです。下痢までいかなくても、トイレの回数が増える人が多いようです。

下痢になったときの正しい対処方法は?

もしも運悪く下痢になってしまった場合の基本的な対処方法を書きます。
下痢じたいは、体の中にある悪いものを体外に排出しようという体の正常な拒否反応です。ですから、ちゃんと排出することはとても大切なんです。

すぐに下痢止めを使って下痢を止めたいところですが、下痢止めの服用は下痢が始まったら1~2日くらいは我慢して、3日目くらいから服用するのが正しい使い方になります。詳しいことは薬についてきた用法を読んでください
脱水しないように下痢のあいだ、常温の水を随時飲むようにします。

海外旅行で水分を我慢すると便秘や脱水になる

長時間のフライト、列車やバスの移動などがあるから、水分の摂取を控えてしまう人がいます。また逆に、コーヒーやお茶、アルコール類の摂取量が普段以上に増えて、トイレの回数が増えてしまうこともあります。コーヒーやお茶、アルコールには利尿作用があるからです。

そんなときは、便秘や脱水になってしまいます。対処方法として、常温の水を随時飲むようにします。水は利尿作用が弱く、常温であれば胃にもやさしい飲料です。

トイレは我慢せずに行きましょう。トイレ休憩のときには行きましょう。動かないままでいると、エコノミー症候群の危険性もあります。姿勢を変える、歩くを心がけましょう。