パスポートがないと海外に行けません
初めての海外旅行に行くと決めたら、何はおいてもパスポート!
パスポート(日本語で書くと旅券ってなります。チケットと混同しないようにしてください)がないと海外には行けません。ほかの国に入国させてもらえないのです。
まだ手元にパスポートがなくても海外旅行ツアーに申し込みできますが、申し込みする時点で手元にあったほうがスムーズに手続きが進みます。
それに、パスポートは即日発行してくれるわけではありません。
パスポートの発給を申請してから、短くて6日かかります。
このことを頭に入れて、計画、準備を進めないといけないわけです。
十分な余裕をもって、申請しておきたいですね。
パスポートの発行には書類が必要です
パスポートの発給申請に必要な書類は、
- 一般旅券発給申請書1通
- 戸籍抄本または戸籍謄本1通
- パスポート用の写真1枚
- 本人確認のための書類1点または2点
です。
一般旅券発給申請書は、受付窓口に置いてあります。事前にほしい場合、区役所や出張所などで入手できる場合もあります。
戸籍謄(抄)本は、本籍地の区市町村の戸籍係で発行してもらいます。
本籍地が遠方の場合、郵送で発行してもらうことになります。その場合、戸籍謄(抄)本の到着までに数日の日数が必要になります。
パスポート用の写真は、通常の証明写真より少し大きく縦4.5cm×横3.5cmです。
提出した写真が実際にパスポートに用いられます。10年または5年の間、使うわけですし、写真館などでちゃんと撮ってくれる証明写真がベターです。パスポート用の写真は人物の写り方の規定も細かいので、ここはプロにまかせましょう。
本人確認のための書類は、携帯電話の契約や銀行口座の開設時に必要な書類と同様です。運転免許証や写真付住基カードなどがそうです。
パスポートの発行にかかる金額は東京都の場合、大人で10年用が1万6000円、5年用が1万1000円になります。それに加えて、戸籍謄(抄)本の発行費用、写真代や交通費がかかります。
パスポートの申請窓口はどこにある?
パスポートの申請窓口の場所や開いている時間、詳細な情報、よくある質問などは、都道府県ごとにウェブサイトがあります。「○○県 パスポート」で検索してみましょう。
主な都道府県のパスポートセンターのウェブサイトは、下記に挙げておきます。
名前のローマ字を最重点で確認する
海外旅行に常に関わることですが、名前のローマ字のつづりを確認しておきましょう。
基本的に、戸籍に記載された名前のヘボン式ローマ字を使って表記することに決まっています。たいていの場合、都道府県ごとのパスポート申請ウェブサイトにヘボン式ローマ字表も掲載されていますので参考にしてください。
パスポートと海外旅行ツアーの申し込み、航空券予約、ホテル予約などのローマ字が完全に一致している必要があります。
自分で記入するときはもちろん、ほかの代表者に教えるときにも必ず一致するように注意しましょう。一字抜けたりしていないか、新婚旅行のときパスポートと姓が違っていないか確認しましょう。