タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港に到着して、中心部のスクンビット・アソークまで電車で行く方法を写真つきで詳しく解説します。
タイ・バンコクの国際空港に到着する
タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港に飛行機が到着したら、入国審査(Immigration)・荷物受け取り(Baggage Claim)を目指して、人の流れに乗って移動します。
国際線乗り継ぎや国内線乗り継ぎは違いますので、そちらへ向かう人について行ってはいけません。
無事に入国、荷物受け取りできて緑色ランプの税関を通過したら、出口を出て到着フロアへ出ます。
到着フロアに出たら頭上や周囲の案内板を探してみます。
「Airport Rail Link」の表示を見つけてください。その表示にしたがって、エスカレーターやエレベーターで地下フロアへ降りていきます。
スワンナプーム国際空港から市内へ移動する
地下フロアにはコンビニや軽食、両替商などがあります。
広く開けた空間のほうを見ると、改札口が目に入ります。
そこがAirport Rail Linkの「Suvarnabhumi Station」(スワンナプーム駅)です。
かつて走っていたExpress急行の表示が残っていますが今は運行していないのでその表記は無視します。
ここから先はタイの通貨が必要になります。
手持ちのバーツがないか、少ない場合、ここで両替しておきます。
バンコクの現地通貨はカードのキャッシングを利用するのが手軽
日本円とタイバーツの両替は、ドルやユーロの両替に比べると余りいい交換レートじゃないので、キャッシングで簡単に現金をゲットするのが一番手軽です。
Airport Rail Link駅のフロアには複数軒の両替商があります。
またタイ通貨を引き出しできるATMも複数設置してあります。
ATMのキャッシングは、クレジットカードかデビットカードを所有していたら使えます。
クレジットカードは大学生以上なら持てる審査のほとんどないカードもありますし、専業主婦でも作れる百貨店やスーパーマーケット系のクレジットカードもあるので、海外旅行するなら1枚は作って持っておくべきです。
デビットカードのほうは、口座残高から引き落ちるのでクレジットカードみたいな審査はなく13歳以上なら審査不要で作れます。
作っておいて損しません。修学旅行や卒業旅行にもいいですね。
※未成年者は、親権者の同意を得て申込んでください
カードがあれば現金をたくさん持っていく必要がありません。海外にあるATMから残高を現地通貨で引出せます。
カードにはVISAマークやMastercardが付いています。海外にある加盟店で、ショッピングやレストランの支払いに利用できます。
すでにクレジットカードを持っている人も、海外ではクレカが急にロックされたり、限度額に達してしまうことがありますから、予備に持っていてもいいと思います。
バンコクのAirport Rail Linkで乗車券を買う方法
乗車券は、自動券売機か窓口で購入します。
自動販売機での購入方法は簡単です。あとあとBTSスカイトレインやMRT地下鉄に乗ることを考えたらここで経験しておくと良いでしょう。
自動券売機の列に並びます。
自分の順番がやってきたら、タッチディスプレイの画面を見ます。
画面上の右上に「English」(英語)のボタンがあります。
そこをタッチして英語表示に切り替えます。
画面に表示された路線図の中から「Makkasan」(マッカサン駅)を探して、そこをタッチします。
一人35バーツと画面に出るので、コインかお札で35バーツ分を投入します。
黒いコインのようなトークンとお釣りが下から出ます。全部を回収します。
トークンは乗車券の役割をしますので下車するまでなくさないようにしてください。
自動改札口へ進みます。
日本でSuicaなどの交通ICカードを改札口でタッチするように、カードの絵が描いてある部分にトークンをタッチします。
前へ進むとゲートが開きますのでゆっくりと通過します。
もし通常の自動改札を通過できないような大きなキャリーバッグをひいている場合は係員のいる窓口の広い改札のほうから通過するようにします。
Suvarnabhumi Station(スワンナプーム駅)は始発駅です。
折り返しの電車が到着した場合すぐに乗り込んではいけません。
車内の検査があります。車内検査が終了するとホイッスルが吹かれます。
その合図のあと、乗り込みます。
マッカサン駅までの乗車時間は約20分です。
車内アナウンスはタイ語と英語で行なわれます。
平日の通勤時間帯(朝6時~9時、夕5時~7時)は地元の通勤客も乗車してきて車内は混み合います。
降りやすい位置に座ることをオススメします。
Makkasan駅は降りる人が多いので焦る必要はありません。
車内には大きな荷物を置くためのラックも用意されています。
マッカサン駅で地下鉄MRTへ乗り換える
無事にMakkasan(マッカサン駅)でおりたら改札口へ向かいます。
マッカサン駅の改札口は1つです。
自動改札ではトークンをコインの穴の部分に入れます。
トークンは回収されます。前に進むとゲートが開くのでゆっくりと進みます。
改札口を出たら、頭上を見上げてMRTの表示を探します。
見つけたらその方向へ歩いていきます。
ARLのMakkasan駅からMRT地下鉄のPhetchaburi駅までスカイウォーク(高架歩道橋)がつながっています。
MRTのPhetchaburi駅まで少し離れていて約5分の徒歩距離があります。
疲れないよう歩いてください。表示にしたがってスカイウォークのいちばん最後まで歩いていき、地上階へ降りると目の前に地下への入口があります。
ちなみに入口があえて階段になっているのは雨期の洪水対策です。
MRTのPhetchaburi Stationに到着したら自動券売機で乗車券を買います。
MRTの自動販売機も先のAirport Rail Linkと同様の仕組みです。
英語表記に切り替えて、「Sukhumvit」(スクンビット駅)をタッチします(Phetchaburiの一駅となりにあります)。
値段は16バーツです。
MRTも乗車券はトークンです。ARLと改札口の通過方法も同じです。
ホーム階に降りたら、Sukhumvitが濃く書かれている側の電車に乗ります。
スクンビット/アソーク地区の歩き方
MRTのSukhumvit(スクンビット駅)で降りたら、基本的にBTSスカイトレインへの案内を探して、BTSの駅へ向かいます。
スクンビット/アソーク地区のホテル宿泊の場合でもです。
その理由は、BTSアソーク駅を中心としてショッピングモールやホテル、大型ビジネスビルへスカイウォークで直結されているからです。
駅前で人気のホテルであるグランデセンターポイントターミナル21やシェラトングランデスクンビット、ウェスティングランデスクンビットはスカイウォークで駅からすぐの距離にあります。
ほかの周辺ホテルの場合も、まずスカイウォークでホテルに一番近い大型ビルまで行って中へ入って地上階へ降りて外へ出ます。
そしてホテルへ向かうのが良い方法です。
たいていの大型ビルにはコンビニやATM、カフェなどが入居しています。どんな店があるか見ておくと滞在中に便利に活用できます。
アソーク駅に限らずBTSスカイトレインの駅は基本的に周囲の建物とスカイウォークでつながっています。便利にスカイウォークを使ってください。
※ 表記の運賃は2019年11月時点です