海外旅行に行ったとき、現地の電車やバスに乗るのは楽しみでもあり、不安でもあります。運賃はいくらか、いつどこで払うのか、紙幣は受け付けてくれるのか、釣り銭はでるのか、改札口はどうやって通過するのか、降車したいときどうやって通知すればいいのか。
この記事では、タイ・バンコクの公共交通機関について解説します。
タイ・バンコクの切符の買い方と電車の乗り方を教えます
タイ・バンコクの公共交通機関は、スワンナプーム国際空港からバンコク市内への「Airport Rail Link (ARL)」、高架鉄道のBTSスカイトレイン、MRT地下鉄、タイ国鉄、それからバス(普通バス、エアコンバスなど)になります。
基本的に鉄道の営業時間は、朝6:00から夜24:00までです。一部で早朝5:30から動き出します。
ARLとMRTの切符の買い方と乗り降りの方法については、こちらで詳しく解説しています。
バンコク BTSスカイトレインの切符の買い方
BTSスカイトレインの切符を買う方法は、駅の構内にある自動券売機を利用します。改札口近くにある自動券売機の横に路線図が貼ってあります。それを見て、目的地までの料金を確認します。目的地の駅に書いてある丸のなかの数字が運賃です。
液晶画面(写真内の1️⃣)の右上「English」をタップ(タッチ)して英語表示に切り替えます。
目的の駅を探してタップします。
液晶画面はピンチアウト(拡大)にも対応しています。
タップしづらいときは拡大してください。
料金ぶんの硬貨を投入すると、下から乗車カードが出てきます。
旧タイプの自動販売機の場合、料金が印字されているボタンを先に押して、料金ぶんのお金を投入すると、乗車カードが出てきます。
コインでは運賃に足りない場合、改札口にある窓口に行って、行先を言って紙幣を出します。
乗車カードとお釣りをくれる場合と、コインに両替してくれる場合の二通りの対応があります。後者の場合、再度自動販売機に行き購入します。
子ども料金
身長90cm未満は無料です。それ以上の身長の子どもは大人と同じ料金です。自動券売機の横に身長の目安表があるので参考にしてください。(写真左端)
バンコク BTSスカイトレインの乗り方と降り方
BTSスカイトレインの乗り方は、乗車カードを改札口の交通ICカードタップ場所にタップ(接触)します。
ゲートが開きますのでゆっくり通過します。
ホームが複数ある場合、行きたい駅の名前や方面が書いてあるほうのホームへ上がります。待っている人たちが整列しているようであれば、同じように並んで電車を待ちます。
通勤通学時間帯はビジネスマンや学生で混み合います。荷物の持ち方や乗車口付近のマナーは日本と同様です。
無事に目的の駅で降車できたら、案内を見てどの出口から降りるのがよいか確認するとよいでしょう。
多数派を占めるローカルの行動と観光客の向かう先が必ずしも同じではありません。違うときもあります。
改札口出口では、乗車カードをカード投入口に入れます。
カードは回収されます。前に進むとゲートが開きますのでゆっくりと出ます。
タイ国鉄
バンコクからアユタヤやホアヒンなどの地方都市へ行くときにタイ国鉄を利用して行くことができます。
State Railway of Thailand
タイ国鉄のチケット購入